ヨガの呼吸法とか、
お坊さんが修行する時に
意識している呼吸法とか…

ちょっとスピ系の人の
イメージ重視の呼吸法、
気功や武術、

「ロシアパラシュート部隊」

の知人から教わった、
戦場で生き延びる為の
呼吸法とか…

2011年から数えて、
呼吸法だけで20種類、
学んで体験してきました。

 
本日は、その中で

「呼吸法の効果が感じられない」

「呼吸法をやっても、変化がない」

「呼吸法をしても、症状が治らない」

と言っている人に共通していた、

「そもそも、呼吸法の効果や
 うまい下手以前に、
 あなた詰まってますよね」

という盲点の話をします。

 
まぁ、簡単なことです。

「事前に一工夫すれば、
 もっと効果が出るんだ」

ということに気付けば、
あなたは今すぐにでも、
呼吸法の恩恵を受けて
レベルアップできるのです。

それでは、どうぞ…


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散々な呼吸の修行と、
とんでもない暴露話を体験
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こんばんは、殿ですトノサマ

 
健康の為に行われる
呼吸法の中には、

「ソフト系とハード系」

が存在します。

 
ファッション感覚でやる
ふんわりした呼吸法は、
楽しくあっさりできます。

精神的な効果がどうとか、
開運が手にはいる系を謳う
アプローチは、これです。

 
ただ、残念ながら
ふわふわしているので、
効果も浅いのが多いです。

なぜなら、彼らのアプローチは

「考え方を重視しすぎて、
 ノウハウがお粗末で浅い
 小手先のテクニック」

であることが多いからです。

 
武術の世界でも、

「見た目は派手だけど、
 実践で戦うと隙だらけ」

という流派がありますが、

ふわふわ系の呼吸法も
これと同じようなものです。

 
「やってる自分が好き」

みたいな傾向がある人は、
この点を注意した方がいいです。

 
逆に、合宿をしたり
何日も瞑想をしながら行う系の
本気の呼吸法は、下手すると

「1日で病気が軽減した」

「実際に血糖値が下がった」

「腫瘍が小さくなった」

という奇跡を起こすことも、
珍しくはありませんでした。

 
エビデンス(証拠、根拠)
がどうだとか言われても
説明はできませんが、

「そうなったのを、
 目の前で見てしまった」

のですから、その点は
確かだと思います。

 
ただ、この手の呼吸法は、
基本的にハードです。

「座禅がきつくて力が入り、
 逆に呼吸が浅くなった」

という初心者も多いですし、
楽しんでできる範囲を
超えているものが多いのは、
間違いないと確信しました。

かつて、私の知人が
数十人挑戦したものの、
一人しか成功しなかった

「ビリーズブートキャンプ」

ぐらいハードだと思って、
間違いありません。

「1日100回の呼吸!!」

「1日5時間の呼吸!!」

中には、

「いや、呼吸以外にも
 毎日やること多いんですけど…」

とツッコミたくなるような
異常なノルマを笑顔で言う、

ややこしい指導者の神経に
耐えきれずに逃げ出した、
という過去もありつつ…

我ながら、あちこちで
本当の呼吸法とは何かを求め、
スーハー頑張ったものです。

 
そう、上手くいく前には
挫折を何度もしているのです。

時には、本場のヨガ歴
数十年の達人から、

「呼吸法なんてのはね、
 実はごにょごにょ…」

と…

ヨガを愛する人が聞けば、
ナイアガラの滝から
飛び降りかねないような
衝撃的な裏話を暴露されたり、

「呼吸法のしすぎで、
 体が疲れて寝込んだ」

なんて経験もしました。

 

「健康オタクが
 健康法に必死になりすぎて、

 逆に不健康になることが 
 よくあるのです…」

という私の話に
妙に説得力があるのは、

「自分で体験済みだから」

という点が大きいでしょう。

 
まぁ、そんな経験もあって、
呼吸を語る資格はそこそこ、
あるかな?と思っています。

 
で、よく聞かれますが、
なぜ、ここまで呼吸法を
渡り歩いたかというと…

「やっぱり伝える側として、
 最高の呼吸法を体験して、
 それを伝えたい」

という気持ちが、
そうさせたのだと思います。

 
特に呼吸は中国4000年の
歴史の中でも、

「人ならざるものに至る、
 唯一の道」

として、仙人になろうとする人が
極めようとしたスキルです。

実験好きの私にとっては、
まさしく格好のテーマなのです。

 
呼吸法に限らず、私はいつも
何かしらの実験をしています。

だいたい、私が怪我したり
寝込んでいる時というのは、

「人体実験に失敗した時」

です。

 
そんな失敗をしながら、
私は常に性懲りもなく、

「より、いいもの」

を探し、実験中です。

そんな訳で、ちょっと話は
逸れてしまいましたが…

「呼吸については
 色々体験してきたし、

 呼吸法に取り組んでいる人を
 たくさん見てきたんですよ」

という前提のお話しなので…

あなたの人生の無駄を
大幅にカットする為にも、
ぜひお付き合いください。

 
ちなみに私は別に、
達人レベルまで呼吸を極めた、
という訳ではありません。

武術を学んでいた時に、
10年以上は心がけてきましたが、

実際に取り組んだ呼吸法は、
20種類程度しかありませんし…

その中で、自信があるレベルに
達したのは、4つぐらいです。

 
ただ、呼吸法の先生や弟子、
会員さんをたくさん見たので、

「どういう人が上手くいって、
 どういう人がダメなのか?」

という原理原則は
なんとなく把握しています。

だから、呼吸法を
ちょっと本で読んだとか、
ちょっと一度セミナーに出て
学んだことがあるとか…

あるいは、これから
しっかり学びたいと
思っているあなたへの

「1つの指針」

にはなるお話はできるはず。

 
…ということで。

今から話すのは、

「うまくいかない人の
 共通点はこれだ!」

と私が確信したポイントと、
その解決方法です。

 
それでは、引き続きどうぞ。

 

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ズバリ結論から言うと、
胸が詰まっている人が多い
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「道のど真ん中に
 巨大な岩石が落ちていて、
 道を塞いでいる」

 

 
ちょうどこんな岩が、
道のど真ん中に、ドーンと
落ちていたと想像してください。

 
通れないことはないが、
少し窮屈で、スムーズに
通り抜けられない。

常に緊張していて、

「体がぎゅっとなっている人」

の胸の辺りの呼吸器官は、

ちょうどこんな感じです。

 
通りはするけれども、
通行しにくい。

そんな感じで、せっかく息を
深く吸い込もうとしても、

「気道の途中が詰まっていて
 息を吸っても、お腹まで
 息がストンと通らない」

という人が多いのです。

 
基本的に、

「他人の目を気にする人」

「人に気を遣いすぎる人」

「真面目な人」

「自分に自信がない人」

は、

「緊張やストレスで、
 常に胸が詰まっている」

という傾向が強いです。

 
その状態でいくら一生懸命、
呼吸法を頑張ったとしても…

途中の胸で息が通りにくく、
どれだけ頑張っても芯の部分の
緊張やストレスが抜けきらない、
という印象を受けます。

 
こういう話をすると、

「もしもし、殿…

 呼吸法をすると
 体も心もリラックスして、
 緩むからいいと聞きましたが…」

と言う人がいます。

 

はい、あなたの言う通り。

 
私も、少し前までは
そう信じていました。

けれども、実際には…

 

「呼吸法をしていても、
 何も変わらない」

「呼吸法を意識しても、
 息苦しい感じが消えない」

「呼吸法をすると、
 逆に緊張して体が疲れる」

と言う人が多かったのが事実。

 
何故かな…?と考えた結果、

「呼吸法だけでは取りきれない
 緊張やストレスを日常的に
 抱えている人は無理」

ということに気付いたのです。

 
ただ、これは私もそうですが、

「我々は、自分の体に溜まった
 緊張やストレスには気付けない」

のです。

 
毎日コツコツと積み重なった
緊張で胸が詰まった状態が、
普通になっている為…

呼吸法以前に、自分の体が
ガチガチになって息が浅い、
という現状に気付けないのです。

 
ですから私は、全員に

「私、詰まっています」

という前提で、呼吸をする前に
あることを行ってもらいました。

すると…

最初からリラックスした状態で
深い呼吸がスムーズにできた、
とハッキリ感じられた人が、
ポロポロと増えてきたのです。

 
この人たちは、
呼吸以外のアプローチは、
何も追加していませんでした。

私の会員さんではないので、
腸内洗浄も、血液洗浄も、
肝臓デトックスも、
占星術のハーブも知りません。

 
ですから、呼吸法を行う前に
やるべきことだけ教えたのですが、
それで明らかな効果があったのです。

 
それでは、今から具体的に
呼吸前にやっておくといい

「3つのリラックス法」

の中でも、一番簡単な
アプローチをお届けします。


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体の力を抜きたかったら、
思いっきり入れたらいい
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我々の体は、大切な時ほど

「思ったことと
 逆の反応をしてしまう」

と言われています。

 
例えば、

「リラックス、リラックス…」

と繰り返しているのに、
どんどん緊張するとか…

「落ち着け、落ち着け…」

と言い聞かせているのに、
どんどん焦って、頭の中が
真っ白になっていくとか…

「望んでいるのと、
 真逆の結果になった」

という経験は、あなたも
一度はしていると思います。

その原理と対策は以前、

「心のパンスト相撲」

という理論で、プログラムや
セミナーでお伝えしましたが…

要するにあなたの体は

「必死になって念じると、
 逆の反応をすることがある」

と認識してください。

 
つまり、今までに呼吸法で
スベった人を見ていると…

「リラックス、リラックス…」

「力を抜こう、頭の中を真っ白に…」

と思えば思うほど、
頭の中が雑念まみれになって
体に力が入ってくる、
ということが多かったのです。

 
中には、

「自分が呼吸法をしている時の
 写真を見て、絶叫した」

という女性もいました。

 
なんのことはない、

「結構ワタクシ、
 いい感じのリラックスが
 できていたんじゃないの…?」

と思い込んでいた彼女が
写真に写った自分を見ると、

「眉間にシワがクッキリ入り、
 肩に力が入って上がってた」

というだけの話です。

だから、意外と

「自分はできている」

と思っていても、

「まだまだ緊張している人」

が多かったのです。

 
リラックスしようと
意識を向ければ向けるほど、
体が硬直してしまう。

「だったら、いっそのこと
 思いっきり力を入れたらいい」

そう伝えたところ、
面白いほど脱力できて、

「おぉ〜我こそは、
 天空より舞い降りし
 腹式呼吸の化身にして、
 太古の神の一柱であるぞ…」

と言い出しそうな
悟りきった半開きの目をしつつ、

すごく深い呼吸を始めた人が
3人ぐらい誕生したのです。

そのうちの1人は、

「もう、ワシは呼吸においては、
 お前を超えておる…」

みたいなことを私に宣言し、
バチが当たったのか、

その帰り道で自転車に軽く
跳ねられたそうです。

 
けれども、現場に来た警官が

「体が柔らかかったんだね〜

 擦り傷だけで済んで良かったね〜」

と感心したそうなので、

「あぁ、呼吸のリラックス効果が
 役にたったのかな…」

と、そこで腑に落ちたそうです。

 
そんなエピソードもある、
呼吸前にやると効果的な

「思いっきり力を入れる」

というリラックス方法。

そのやり方は、シンプルです。

 
「5秒間、思いっきり
 全身に力を入れて…

 息を口から吐き出しながら、
 一気に身体中の力を抜く」

これだけです。

 
これを2〜3回やってから
呼吸法をやってみると、

「天空より舞い降りし、
 呼吸の化身」

として、あなたも鮮やかに
生まれ変われるはず。

さぁ、試しに今、
一度やってみてください。

日頃からガチガチの人ほど、
不思議な脱力感と安心感に
包まれるはずです。

 

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意外と見落とされている、
呼吸の効果を高めるコツ
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20種類も呼吸法を学ぶと、
なんとなく見えてきますが…

結局は、どの呼吸法でも
極めていくと、得られる結果は
同じところに辿り着きます。

 
あとは、

「どうやって続けるか?
 習慣にできるか?」

そして、

「どれだけ呼吸器官を
 綺麗に維持できるか?」

という点次第です。

 
残念ながら、呼吸法を
教えているにも関わらず、

「呼吸器官のメンテナンス方法」

を教えていない指導者は
結構多いと感じています。

 
ピアニストで例えるなら、

「ピアノのスキルは磨く、
 けどピアノの手入れをせず、
 チューニングが狂いっぱなし」

といったところです。

 
これでは、いくら最高のスキルを
身につけたとしても、呼吸法の
恩恵を受けるのは困難です。

ですから、呼吸法のスキルを
磨くだけでなく、呼吸器官を
常に綺麗に保つという意識も
持っておいてください。

 
もし今の話を聞いて、

「ややっ、私は今まで
 そんな認識がなかった!!」

と思ったあなたは、せめて
呼吸器官を綺麗にする為に

「ネティポット」

「舌磨き」

の2つぐらいはしてください。

 
ネットで探せば、やり方は
すぐに見つかります。

使う道具も2つ合わせて
6000円もあれば良い物を
買えますし、ずっと使えます。

あなたを呼吸の化身に変える
効率のいい投資なので、ぜひ。

 
以上、本日は

「呼吸法どうこうよりも、
 その前にある程度
 リラックスをした方がいい」


「リラックスしたいなら、
 思いっきり体に力を入れて
 抜く方法がシンプルで効果的」

 

「酸素が通りやすいように、
 呼吸器官をメンテナンスして、
 常に綺麗に保ちましょう」

 

というお話をしました。

 

なお、今回のテーマである

「呼吸とリラックス」

を意識した上で習慣にすると
効果抜群なのは、

メール講座でお話ししている

「スイス人紳士の呼吸法」

です。

 
常に優雅で人生を楽しみ、
心にゆとりを持って生きる。

そんなスイス人紳士の習慣を
取り入れたい人は、

こちらの無料メール講座の
第6講座で、彼らの秘密を
手に入れてください。

それでは、どうぞ。

スイス人紳士の呼吸を学ぶ